1/350 アオシマ 軽巡洋艦 球磨
■日本海軍の軽巡洋艦戦力の中軸を形成した5500トン型巡洋艦のうち、初期型第1グループに属する艦の1隻として「球磨」は1918年8月に竣工した。
■艦艇整備計画当初においては、日本海軍は天龍型巡洋艦を多数装備する予定であったが、米国海軍が建造したオマハ型巡洋艦に対し弱兵装と判断され、急遽オマハ型に対抗して14センチ砲7門、連装魚雷発射管4基を装備する巡洋艦として再設計された。
■最大速力は35ノットを発揮し、水雷戦隊旗艦、偵察・索敵任務、艦隊防護などの多用途任務巡洋艦という位置づけであった。
■太平洋戦争に突入した時、「球磨」は艦齢23年に達してはいたが、その高速を活かして高速輸送艦として活躍した